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体にいい話
ラクトフェリンについて
ラクトフェリンとは …
からだを守る力が未熟な状態で生まれた赤ちゃんがお母さんから授かる乳には体を大きく成長させる栄養成分以外に細菌やウイルスなどの外敵から守る機能成分(感染防御成分)が含まれています。これらの感染防御成分は特に初乳(生まれて約1週間までの乳)に多く含まれています。ラクトフェリンは、この感染防御成分のひとつです。 ほとんどの哺乳類の乳中にはラクトフェリンが含まれています。ただし、ラクトフェリン濃度は動物の種類によって大きく異なります。
表1.乳中のラクトフェリン濃度 ( 1リットル当たり )
| 2 グラム以上 |
0.2 〜 2 グラム |
0.02 〜 0.2 グラム |
0.05 グラム以下 |
| ヒト |
モルモット、マウス、ウマ |
ウシ、ヒツジ、ブタ |
ラット、ウサギ、イヌ |
人間の初乳では 1リットル当たり約6グラム、常乳(出産後3週間以降の母乳)では 2グラム程度のラクトフェリンが含まれます。牛乳のラクトフェリン濃度は人間の10分の1程度ですから、人間の母乳中のラクトフェリンは非常に多いことが分かります。
ラクトフェリンは乳から発見されましたが、その後の研究により、涙液、唾液、などの外敵(病原体)と直接接する粘膜表面の外分泌液にも含まれ、赤ちゃんだけでなく大人にとっても重要な感染防御成分であることが分かってきました。
図.ヒトでのラクトフェリンの分布
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